4.ホームページで失敗する5つのパターン
失敗するパターンを知る
失敗パターンその1 「ホームページを作れば売れる」
「ホームページを制作して、検索順位の上位に表示される」
一般的に、これがホームページのゴールとだ思っている方がほとんどではないか、と思います。しかし、それでは「売 れ な い」のです。
会社案内や、商品の写真と価格だけ、のホームページでは、二度と訪れたいと思わないのです。
インターネットで買い物をする人は、複数回そのホームページを訪れて、情報を充分集めてから、購入するのです。だから、何度も読んでもらえるコンテンツをつくらなければなりません。
失敗パターンその2 「プロに任せればうまく行く」
ホームページ制作のプロに頼めば、「どうしたら集客できるのか、どうすれば売上げが上がるのか、良く知っている」と信じているため、プロに頼もうと考えます。
しかし、それでも利益が出るところは、ほとんどありません。
その「売れない原因」は「売り方が間違っている」からです。
確かに、ホームページ制作会社はプロですが、それは「デザインのプロ」、「ウェブ技術のプロ」であって、「集客のプロ」、「売上げアップのプロ」ではないのです。「デザインのプロ」や「ウェブ技術のプロ」に、集客や売上げの能力を、期待しては、いけません。
失敗パターンその3 「せっかくだから、カッコいいものを」
これについては、「見栄」と「自己満足」以外の何者でもありません。
分かりやすく
例えれば、運送屋さんが、トラックを買わずに、スポーツカーを買ってしまうようなものです。
本来、「集客」や「売上げ」が欲しいと思って、ホームページを制作するはずなのですが、制作していく段階で、「もう少しカッコよく」とか、「流行のフラッシュやジャバスクリプトを取り入れて欲しい」という話になります。
こうなると、先ほどの「デザインや、ウェブ技術のプロ」のいいなりです。
「目立つ」「カッコいい」を追求して、業者のカモになり、「集客」「売上げ」は、遥か遠のいてしまうのです。
失敗パターンその4 「アクセス数を上げよう」
もし、あなたのホームページのアクセスが、1ヶ月で数千〜数万あっても、問い合わせや売上げが少ないのなら、それは「アクセス数」が原因ではなく、ホームページそのものに「仕組み」がないからです。「アクセス数と売上げは、必ずしも比例しない」のです。「仕組み」を作りこめば、少ないアクセス数でも反応が上がるのです。
失敗パターンその5 「マーケティング力は?」
思いつきでメルマガやブログを始めたり、闇雲にデータを集めたり、プレゼント企画や、無料相談をやってみても、結局大した効果も無いまま、利益や時間だけを無駄に使って、やめてしまう例は多いのです。
経営コンサルタントのように、マーケティングを理解している者は、事例から法則を見つけ、「再現性」や効果を測定しながら、実施していきます。
その場合、結果に「ある程度の予測」がつくのです。