SEOは、キーワードがポイント。

売れるためのキーワードを理解する。

SEO対策のポイントはキーワード

SEO対策のポイントはキーワードの選定が、最も重要です。

熊本を商圏にしている会社やお店は、ビッグキーワードにこだわらず、効果の上がるキーワードの選定がポイントになります。SEO対策の目標を「キーワード(一般名詞)+熊本」のように、「複数のキーワードの組み合わせ」でチューニングし、検索したときに1ページ目に表示されることにするといいでしょう。

例えば。酒屋さんのサイトでSEO対策するのであれば、「酒屋 熊本」以外にも、「焼酎 熊本」、「日本酒 熊本」、「ワイン 熊本」、「おいしい 酒」、「酒 限定販売」など、お客さんが検索しそうな言葉を想定し、SEO対策を実施することで、濃い見込み客のアクセスを集めることができます。

「月間検索数の多いキーワード」を選定する。

例えば、「通販」と「販売」では月間検索数にすると、16倍以上も違うのです。ここで選択ミスしてしまうと、せっかくのSEO対策も、効果の上がらないものになってしまいます。

SEO対策では、キーワードの選定で、売り上げが左右されます。魚釣りに例えれば、竿を立てるポイントと同じなのです。

高度な知識・スキルを持った信頼できるプロに依頼すると、キーワードの選定だけで料金が発生することも当然あります。間違ったキーワードで上位に表示されても、意味がないからです。

「競合が多い = 効果のあるキーワード」とは限らない。

上位に表示させることがSEO対策の目的であることは間違いありませんが、競合の多いキーワードが効果があるとは限らないのです。

だから、効果を期待できるキーワード選定が大切なポイントになります。

すべてのホームページにSEO対策が必要かというと、そうじゃない場合もあります。商品名、会社名、人名など、ある程度、社会的に認知されている(ブランディングができている)場合は、SEO対策に、時間とお金を使う必要はないということです。

例えば、熊本日日新聞は、熊本では知っている人の方が、圧倒的に多いですよね。だから無理に「新聞社 熊本」などでSEO対策しなくてもいいのです。 みんな、「熊日」や「熊日新聞」、あるいは「熊本日日新聞」で検索してくるんですから。

キーワードの選定は、マーケティングの切り口「4P」に当てはめて考えるとプレイス(場所)に該当します。ライバル(競合)と戦う場所です。また、その場所でお客さんに「あなたのサイト」が選ばれるか?と言うことです。

4Pとは、お店(Place)、商品(Product)、価格(Price)、販促(Promotion)です。
マーケティングは4を切り口として、「売れるしかけ」を構築します。


ひとくちに「キーワード」と言っても奥が深い

サイトテーマ

検索されるキーワードを搾り出す第1ステップは、ホームページのテーマを書き出す事です。 イメージするだけでなく書き出してみることが大事です。
これからホームページを制作するのであれば、イメージしているホームページのテーマを書き出すことをすすめます。

既にあるホームページのSEOを行う場合には、自サイトを見直し、どういうテーマだったのかを書き出してみましょう。テーマでなくとも、ホームページの目的、ホームページの説明、ホームページに対するあなたの思いなどでも良いかもしれません。トップページの文章そのままでも良いですし、箇条書きでも充分です。

このテーマの書き出しは、SEO以前にホームページを制作する視点からも大切なことです。また、テーマを考える時には、最近の流行キーワードを少し意識しておくと、さらに効果的です。

同じ内容の言葉であれば、ランキングの高いキーワードを利用することもポイントです。(逆に競争相手も増える可能性も高くなりますが・・・。)

サイトキーワード

次に、ホームページのキーワード(キーフレーズ)を決めましょう。
検索エンジンに何というキーワードで検索された場合にヒットするか、をイメージしながら、上で書いたサイトテーマからいくつか(3〜5個くらい)言葉を拾います。 この時のポイントは、キーワードが該当する集合の大きさを考慮して選択することです。

例えば、一般名詞(車、パソコン、本など)と、固有名詞(カローラ、デル、夏目漱石など)で考えてみましょう。

一般名詞の指定に該当するものは多くあります。「本」という集合に含まれるモノは数え切れない程ありますね。

反対に、固有名詞で指定されれば、かなり限定されます。

もし、あなたがポルシェのファンサイトを制作した場合、「車」というキーワードでは集合が大きすぎて不適切であるということです。 「車」というキーワードで検索された時に、あなたのホームページが1ページ目に表示される事は、まず期待できません。

しかし、小さ過ぎる集合キーワードも困り者です。
例えば、「 Inspiron 1720」というキーワードは、製品番号で、1つの製品を特定できるのですが、これで検索する人はほとんどいないでしょう。検索すると間違いなく「デルのノートパソコン」の情報に辿り着けるのですが、一般性が低すぎてSEOの視点では不適切です。

上記の2つは極端な例ですが、簡単にまとめると・・・
言葉の範囲が広すぎると競争相手が多すぎて上位を取れない。
言葉の範囲が狭すぎると検索者が少なすぎて誰も来ない。

これは一般的なマーケティングの、市場セグメンテーションとポジショニングと似たような考え方です。マスマーケットを狙うか、ニッチマーケットを狙うか。

ちょうど良い範囲のキーワードを選ぶためには、言葉を複数個組み合わせるのが良いと思います。

サイトの名前

もし、SEOが大成功しあなたのWebサイトが有名になったとき、Webサイト名の知名度がグングン上がります。すると次第にそのWebサイト名で検索されてアクセスされる件数が増えるかもしれません。

この知名度向上というのはWebマーケティング上では非常に重要で、SEOとは直接関連しないかもしれませんが、ブランド戦略とまでは言わなくても、マーケティング上、非常に重要な要素の1つですので、ネーミングには力を注ぎましょう。

ページキーワード

サイトキーワードはホームページ全体でアピールするのですが、ページ毎にアピールしたいものもあります。一般的にはホームページ1枚にキーワードは1つと言われています。あまり多くの言葉を使ってしまうと主張が薄れてしまうということです。

例えば、サイトキーワードを「パソコン」とした場合、「パソコン」を各ページにちりばめ、個々の「ノートタイプパソコン」、「デスクトップパソコン」、「周辺機器」を各々のページで紹介するような事です。しかし、コンテンツが少ないとユーザーは1つ1つページを移動せねばならず手間がかかるので、Webサイト制作時にはユーザビリティも充分に考慮しなくてはなりません。



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