売れるために、知っておくべきポイント
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検索エンジンとは
検索エンジンとは、知りたい情報のキーワードを入力すると、インターネット上に公開されている大量のホームページから該当するものを検索してくれるサイトのことです。
検索エンジンには、Web上に公開されている情報を、コンピュータが自動収集し、キーワードによって分類・登録するロボット型検索エンジンと、人がカテゴリー別に分類し登録するディレクトリ型検索エンジン、の2種類に大別できます。
ロボット型検索エンジンで有名なのは、GoogleやMSN。
ディレクトリ型検索エンジンは、Yahoo!Japanです。
Yahoo!Japanのロボット型検索エンジンは、以前はGoogleを使っていましたが、2005年5月31日に米Yahooが開発した"Yahoo Search Technology"(通称"YST")に切り替えました。
ロボット型検索エンジンの強み
ロボット型検索エンジンを利用するメリットは、登録されているWebサイト数が多いということです。ロボット型検索エンジンが自動収集するスタートは、ディレクトリ型検索エンジンが中心です。そこから、登録サイト上のリンク、そのリンク先のリンク・・・と、リンクを辿っていくのです。その為、理論的にはディレクトリ型検索エンジンのWebサイト全てと、そこから繋がっているWebサイトを登録しているを含むので、絶対数は、ディレクトリ型検索エンジンより登録サイトが多いのです。
ディレクトリ型検索エンジンの強み
ディレクトリ型検索エンジンの良い点は、登録されているWebサイトの品質が良いということです。ディレクトリ型検索エンジンでは、人が内容を確認し登録しているため、明らかに情報価値の無いWebサイト、公序良俗違反サイトなどは登録されません。
ロボット型検索エンジンは、ある程度の単語は理解できますが、文章の意味までは理解できないため、どんな内容でも登録してしまいます。
また、SEOの視点では、Yahoo!JAPANのサイトアクセス数は圧倒的に高いという事実も重要です。
その他のポイント
Flash、動画GIF
JavaScriptと同様にFlashや、動画GIFでキーワードをアピールしても、検索エンジンは読んでくれません。検索エンジンは、文字データの情報しか判断できないのです。そのため、SEOの視点では利用を避けるべきと紹介されている事が多いようです。しかし、JavaScriptと同様に、最近のWebサイトでは使われるケースが非常に多くなっています。
トヨタやソニーでもトップページで利用されています。しかし、これはSEO的には必要悪という事で、中小企業のホームページでは、効果的な場面でのみ利用することを薦めます。
不必要に多用すると、目障りに感じてしまう人もいます。
特に個人サイトでは、テクニックに溺れたくなる気持ちも分るのですが、注意が必要です。
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JavaScript(ジャバスクリプト)
SEOの視点ではJavaScriptを利用する場合、注意が必要です。クローラーはテキストベースのブラウザと同じように HTML を単語の羅列情報として解析しています。
「JavaScriptの実行結果が、どのように人の目に見えるか」は、理解していません。つまり、JavaScriptを用いて視認性を高め主張するよりは、見出しタグなどを用いて視認性を高めた方が、人にもクローラーにもアピールできるという事です。
例えば、以下のような感じです。
<head>
<script language="JavaScript">
<!--
function sample(){
alert("熊本ホームページ売上げ向上研究所")
}
//-->
</script>
</head>
<body onLoad="sample()">
</body>
この例では、非常に短いスクリプトですが、実際に長いものであれば、何十行〜百行近くになったりします。このようなスクリプトを <head> タグの中に書き込むと、「キーワード位置(Keyword Placement)」という視点でも望ましくありません。また、スクリプト内のキーワードをクローラーはカウントしないようです。
スクリプトによってページ遷移させていると、クローラーはリンクを辿れないケースもあります。とはいえ、JavaScript を使用する事によってユーザビリティが向上する場面は多数あり、実際には多くのWebサイトで利用されています。
実践では、使う場面を充分に検討し、無駄な JavaScript を避ければ良いと思います。
JavaScript を利用する場合には、上記の注意点を頭に置き、また、JavaScript を外部ファイルとして持ち <head> タグ内をスッキリさせることを薦めます。
フレーム
SEOの視点では、フレームの利用はお勧めできません。
その理由は、検索エンジンがデータを収集するのがHTMLファイル単位なので、フレームを使ってHTMLを組み合わせたページをそのままは認識しないからです。
例えば、ベースフレームが index.html、左フレームに menu.html、右フレームに content.html という構成のページを作成したとします。
外部サイトからのリンクは index.html に貼られますが、そのHTMLには左右のフレームを読み込むと書かれているだけでコンテンツの中身はありません。そのため、キーワードが index.html 内に存在しないため検索にかからなくなってしまいます。また、menu.html、content.html が検索にヒットして、お客さんがアクセスして来ても、メニューだけのページなど、情報が不十分でユーザビリティの低いページが表示されるだけです。
フレームを使う場合には、<noframes> 内コンテンツの検索エンジン最適化が必要になります。このコンテンツと、各フレームの実体となるHTMLファイルと二重に管理しなければならないので大変です。
更新作業を簡単にするためにはSSI(Server Side Include)を使うという案もあります。SSIを使用する場合には、Webサーバ内でプログラムを動かせる環境である必要があります。また、Perl や、PHP、Java Servlet、JSPなどを用いて動的ページを用いる方法もありますが、SEOの視点は不利になるケースが多いのです。