HTML(本文部分)について
HTML(本文部分)について
被リンクなどの外部要因に影響されにくいこの要素は、ホームページの基礎的な部分の改修作業に相当します。
本文テキストは、HTMLの<body>以下の、できるだけ最初の方で、最低でも 150語以上(約400文字)、できれば500語〜600語以上(1200〜1300文字)程度の文字説明のブロックを作ります。
語数で5〜6%程度のキーワード出現頻度が必要です。(10%をこえるとスパムの危険性が出てきて、読みにくい苦痛な文章になってしまいます) これだけのテキスト文書のブロックがあれば、見出しと論理的強調が適切に使えます。
本文テキストを、最初の部分に持ってくるには、CSS(スタイルシート)を利用して、レイアウトをデザインをします。数年前までは、テーブル(表組み)によるレイアウトが主流でしたが、SEO対策の観点から見れば、不利に働きます。
このほか、トップページにテキストリンクを置くのは、キーワードの出現頻度だけでなくWebサイト全体の構造作りの質的評価を得る意味合いもあります。
NGタグの排除(スタイルシートへの代替)
構造化とはつまり、装飾的な要素を切り離して文書のみを論理的な意味を持つHTMLで箇条書きにすることです。
ここでいう装飾とは主に次のようなものを指します。
- 文字のサイズ、太さ、色、下線、位置、行間
- 表のサイズ、罫線、配置、背景色
- ページの背景色
- ページレイアウトのサイズ、色、空白幅、位置
HTMLの構造化にはスタイルシート(CSS)が不可欠となります。
用いるべきではないタグと用い方
以下に挙げるものは最低限気に留めておきたい内容で、SEOはもちろんアクセシビリティ面でも用いるべきでない技法です。
物理強調タグ(<b>や<i>)
太文字や斜体文字を表現するタグですが、視覚的なことだけを意味しているのでSEOにおいて「損」です。
強調の意味を持つ場合、論理強調タグであるSTRONGやEMを用います。
ただし、くくり方(範囲)には注意しましょう。
使い方は物理強調タグと同じなので、既に作ってしまったページは差し替え(置換)で容易に修正できます。
FONTタグ(文字サイズや色指定)
ツール上で文字装飾を指定すると、ほぼ必ずFONTタグが生成されます。
作業中はラクに思いますが、個々の文字に装飾をかけるほどページは見難くなるので使わないのが理想です。
FONTタグも論理的な意味を持たないのでアクセシビリティの面でも不適切です。
文字サイズや色は論理的な意味を持つものだけに限定し、その意味に応じて共通するサイズや色をスタイルシートで設定する
SEO的にはHTMLを簡素化するための撤廃です。
<br>(改行)による行間調整
文章を改行するために用いられる<br>ですが、行間を調整するために繰り返すのはいけません。また、段落を意味する<p>タグを空白にして行間を調整することもNGです。
これはHTMLのルールです。
間隔の意味に適切なタグを適用し、スタイルシートで間隔を調整する
また、横幅のレイアウト調整目的で文章の途中で改行すると、検索エンジンが文中に含まれるキーワードを、正しく認識できなくなることがあります。
画像代替文字(alt属性)の追加
何らかの理由で画像が読み込めなかったときに代替として表示される、、画像表示タグ(IMG)の属性です。
ALT属性は代替文字という意味の他、画像にリンクを貼った場合はリンクアンカーの意味も持つので、SEOにおいて絶対的に欠かせません。
間違った認識として、マウスをあてるとALT属性の文字が表示されるので、ALT属性は画像説明文を表示させる機能と思っている方もいるようですが、マウスポイントで説明文を表示させる場合はタイトル属性(TITLE=”表示させる文字”)を用います。また、マウスポイントで画像のALT属性が表示されるのはIE(インターネットエクスプローラ)だけです。
構造化されたHTML
装飾要素をHTMLから除外する反面、情報内容には意味を持たせます。
構造化の完成度が高いほど、HTMLのソースコードは単純になるので検索エンジンは内容を把握しやすくなり、結果的にSEOの効果が高くなります。
単純なHTMLは人間の眼でも内容を把握しやすいので、更新や文字の差し替えなどもラクになるという効果もあります。
リストタグ<li>を活用する
リストタグ(li)は箇条書きをするためのタグです。
「文章」になっていないものは、全て「箇条書きで構成できる」といえます。つまり、視覚的にはヨコ並びの場合でも、それぞれが「文章」になっていなければ、リストタグを使う方が望ましいのです。
必要に応じて題目が付けられる定義リストタグ(dl)も利用しましょう。
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